仕立て方・構造
無数の羽毛をバランスよく詰めるためには仕切りが必要です。仕切りが適切ではないと、片寄ったり、ふっくら感を損ないます。そこで、温かくて片寄にくい羽毛ふとんに仕上げるために各社さまざまなキルトを採用しています。ここでは代表的なキルトを紹介致します。
立体キルト
ごく一般的な仕立て方です。縦5マス×横4マスで計20マス。かさ高性やドレープ感を自然な状態を保つことができます。
立体キルト
羽毛が片寄りにくくするため、羽毛ふとんの真ん中に仕切りをつくり、上層と下層に分けて、マス目の境界をずらすことで、凸凹が平均化されるため、安定した保温力を得ることができます。
立体キルト
京都西川独自のキルトです。2枚の羽毛肌ふとんを1枚にした構造で、上層と下層の間にデッドエアゾーン」という温かい空気層ができます。さらに、上下のキルティングの位置が重ならない構造により、温かい空気層を逃がさない保温効果が1.5倍になるキルトです。