日中の疲れを取り除くために重要な睡眠時間。「人生の1/3は睡眠」とまで言われています。快眠にまず必要なのは「適正な布団環境」と「自分に合った寝具選び」が大切です。ここでは意外と知らない「おふとんえらび」のことお話します。
まずは布団の中の温度と湿度が重要です(寝床内気象といいます)。 日本睡眠科学研究所の実験結果によると、温度は33度前後、湿度が50%前後といわれています。この条件が揃うと快眠に繋がりやすいということです。 ただ、日本には四季があり、人間の体は体温の変化や汗をかくという生理的現象があるため、そのような変化にも対応して、寝床内の環境を安定させることができる寝具選びが大切です。
その他の要因として、寝る1時間前からはスマホやテレビを見るのを控えたり、 寝る時間の1時間前の入浴は、ご自分で意識して習慣をつけることができるのでおすすめですね。
春 羽毛ふとんをしまい始める時期です。羽毛の合掛ふとん(0.5kg程度)がおすすめ。 少し肌寒い時は綿毛布がおすすめです。敷きパッドは吸湿性のよい綿素材が良いです。
初夏 梅雨時などの温度の変化が多い時期は湿気も多く、湿気調整に長けている羊毛の肌掛け、シルクの肌ふとん(真綿ふとん)がおすすめ。羽毛の肌ふとん(側生地が綿のものが理想的) にガーゼ素材のカバーという選択肢もあります。敷きパッドには、脱脂綿を使った吸水性の良い 物を使いましょう。
真夏 一番のおすすめは天然涼感素材である「麻」がおすすめです。最近の麻はチクチクすることがなく柔らかな風合いの物が多いです。ベタつかず通気性が良いのが特徴です。 麻が苦手という方はタオルケットやガーゼケットです。 エアコンを使って眠るという方は、初夏と同じアイテムが良いでしょう。 敷きパッドにも、麻がおすすめ。もしくは初夏同様に脱脂綿を使った物も人気です。
秋 羽毛肌ふとんや合掛ふとんから始まり、肌寒く感じてきたら羽毛ふとんの出番です。 敷きパッドには、綿に起毛(綿マイヤー)をしたものが一番おすすめです
冬 羽毛ふとんのカバーを暖かい綿素材に変えるのがおすすめです。おふとんに入った時のヒンヤリ感を抑えることができます。 もしくは、羽毛ふとんのグレードによっては、毛布が必要になります。 毛布のおすすめは化繊(ポリエステルやアクリル)よりも、 天然素材(綿、ウール、カシミヤなど)の物を羽毛ふとんの中に入れて使いましょう。 湿気を上手く調節してくれます。化繊の場合は羽毛ふとんの上にかぶせましょう。敷きパッドには、ポリエステルよりはアクリルがおすすめです。もしくは、ウールや綿マイヤー素材も良いでしょう。
最近ご相談の多い分野です。自分に合う枕が分からずに肩こりや首こりでお悩みの方、体型に合っていなかったり、へたってしまった敷き寝具を使っていての腰痛のご相談。寝心地選びは十人十色、自分の体格や体型に合わせて選ぶことが大切です。快眠には、正しい寝姿勢が大切と言われており、それを実現させる枕や敷きふとん・マットレス選びが大切です。
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