寝具専門店の睡眠健康指導士が解説
腰痛対策の寝具
「腰にいいマットレスはどれ?」
「朝起きると腰が痛くて・・・」
という、老若男女問わず多いこのご相談。寝具専門店を頼りにしていただきとても嬉しく思います。ネット上では、マットレスの情報って溢れかえっていますが、寝具業界で有名な腰痛対策のマットレスってごくわずか。ここでは、腰痛対策のマットレスとして有名で支持の多い3つのマットレスを解説します。
寝具メーカーの、腰痛対策で有名なマットレスといえば、やはり、昭和西川「ムアツ」が有名。50年以上の歴史はレジェンドの域。西川でいえば、寝心地が調整ができる「FIT LABO」。姿勢矯正マットとして有名なロマンス小杉の「ロマンスエコー」。
当店では、3つのブランドすべて取り扱いをしているため、遠方からもお越しいただき、マットレスのご相談が多い理由です。これまでの経験や実績を活かした、測定を交えたご提案、全てじっくり体感ができるので喜ばれています。
昭和西川
腰痛対策のマットレスとして一番有名な「ムアツ」。
医療の現場でも選ばれてきました。50年以上の歴史をもつマットレスは他にはなく、リピーターが多いリカバリーマットレスです。
「点で身体を支えて、体重圧を分散させる。」
この構造は、西川などでも取り入れられていて、そのパイオニア的な存在がムアツです。耐久性、通気性、清潔性など、全てにこだわりがつまったムアツは、今年3月にフルモデルチェンジ。ラインナップも増え、腰痛でお悩みの方に一番おすすめのマットレスです。
- おすすめモデル
- ムアツ Pro X
- ムアツ Pro
西川
「一人ひとりの眠りにできること」をコンセプトとした、人それぞれの姿勢体型に寝心地を合わせたり、ライフスタイルや体質に合わせた寝具をチョイスできるマットレスと枕のトータルブランドです。マットレスには、点で身体を支えるムアツ構造をアレンジした形状や硬さに様々な種類があります。
また、サポートバーを使用することにより、自分の姿勢体型に合わせた寝心地にカスタマイズできます。フロア用とベッド用で2種類の厚さがあるのでライフスタイルに合わせて選べるのがいいですね。私も現在愛用中のマットレスです。
- おすすめモデル
- FIT LABO CUBE K
ロマンス小杉
整体やカイロプラクティックで勧められることが多い姿勢矯正マットレス。20万円以上の価格がするとよく耳にします。ロマンスエコーは、寝具の老舗メーカーとして有名なロマンス小杉製の、40年の長い歴史をもつ歪んだ背骨や骨盤を矯正することを目的とした、姿勢矯正マットレスです。
整体などでおすすめされるマットレスと瓜二つの構造で、お値段は3分の1程度の価格なのが魅力的。整体で姿勢矯正マットレスをお勧めされた方や腰が沈むと痛い方、とにかく硬い敷ふとんをお探しの方におすすめの少しニッチな寝具です。
- おすすめモデル
- ロマンスエコー
ムートンシーツ
「ムートンシーツ」ってあまり馴染のない寝具かもしれません。羊の毛皮を寝具にしたもので、羊毛1本1本がバネの役割をするため体圧分散性にとても優れ、まるで雲の上に浮いているような寝心地です。
ムートンシーツの原理は、腰痛対策のマットレスとして有名なムアツにも、活かされているほどのものです。使い方は今お使いの、マットレスや敷ふとんの上に重ねるだけ。夏は暑くみえますが、羊毛は四季を問わず使える万能性があります。眠りにこだわる方や腰痛のある方、マットレス選びでお悩みのある方におすすめしたい1年中快適に使える最強の敷寝具です。
- おすすめモデル
- 日本ムートン 35mm超高密度
- 日本ムートン 当店オリジナル 30mm高密度
マットレス・敷ふとん選びに
困ったらこちら
まくらとマットレスのこと
腰痛や肩こり、首こりなどで、 自分に合ったマットレスやまくらのご相談が増えています。
まくらとマットレス選びは、人それぞれに差があるので自分に合うものが分かりにくいからです。
身体に合った寝具を選ぶためには、まくらは後頭部の凸凹に合わせて、マットレスは背中の凸凹に合わせて選ぶことが大切。
自分に合わない寝具で眠ると、寝姿勢が崩れてしまうのが睡眠トラブルの原因になります。
頭から腰まで、背骨は一本で繋がっているため、マットレス+まくらのトータルバランスで正しい寝姿勢をつくりましょう。
寝具が身体に合っていない
状態とは?
性別、身長や体重、姿勢体型、硬さの好みが人それぞれのように寝具選びも十人十色。全ての人に合う寝具ってないんです。自分に合わない寝具を使用していると、寝姿勢が崩れて、肩こりや腰痛、仰向けで眠れないなど、睡眠トラブルの原因となります。
PILLOW
まくらの場合
まくらは、頸椎をしっかりと支えることができる、 適切な高さと寝返りがスムーズにできることが重要です。
また、寝た時に心地よいと感じる硬さや中材の素材選びも大切ですね。
枕が高すぎると
頸椎が前屈してしまい気道が狭くなり、いびきの悪化や肩と首に負担がかかり、肩こりや首こりの悪化の原因になります。
枕が低すぎると
頸椎が後屈してしまい、寝付きが悪くなったり、首痛、寝違いの原因になります。また、頭に血流が流れ、熟睡の妨げになります。横向き寝が多いと、腕の痛みや、しびれの原因にもなることもあります。
MATTRESS
マットレスの場合
マットレスは、自分の体重の92%を支える「身体のまくら」といえます。
正常立位姿勢を保持できる適度な硬さと弾力、寝返りの打ちやすさが大切です。
マットレスが硬すぎると
マットレスが硬すぎると、背中とお尻に強い圧力がかかります。一点に圧力が集中するので血行不良が生じたり、腰にスキ間ができやすく、筋肉の硬直が起こり腰痛の原因となります。
マットレスが柔らかすぎると
マットレスが柔らかすぎると、背中からお尻が沈み込みすぎます。腰に負担がかかりますし、寝返りがしづらく熟睡の妨げになります。
正しい寝姿勢をつくるために。
正しい寝姿勢とは。
人間が真っ直ぐ立った時の姿勢は、身体にもっとも負担がかからないバランスのよい姿勢です。つまり、仰向け時にこの姿勢を維持することが大切で、寝姿勢が崩れることで腰痛や肩こりなどの原因となります。正しい寝姿勢で眠るためには、自分に合った適切なマットレスの弾力や硬さを選ぶことが大切です。
体重の92%を支るマットレス
全体重の92%は、首より下の背中から脚まで、体重の大半はマットレスが身体を支えます。また、残りの8%は枕の役目。マットレスの硬さや弾力次第で枕の高さは大きく影響されるため、マットレスに適切な高さの枕を合わせるのも重要です。
まくらやマットレスのこと
お気軽にご相談ください。
MATTRESS
マットレス
腰痛やマットレス選びでお悩みの方も安心して選べる、姿勢体型や体圧の測定を交えながら、人それぞれに合わせておすすめのマットレスをご提案します。
マットレス選びを見る 敷ふとん選びを見るぜひお店でご体感ください
県内最大級の快眠寝具の品揃えをじっくり体感できます。
ぜひ実際に見て、触れて、寝心地をご体感ください。